12月になると、東山の高木糀商店さんはかぶら寿司の仕込みで、大忙しになります。
来る日も来る日も、ひたすらかぶらの漬込み作業に追われておられます。
その、かぶら寿司。大きなかぶらの真ん中しか使わないと言う大変な贅沢品です。
切り落とされた端っこはとっても分厚く、捨てるのはもったいない。
ということで、高木さんはご近所知人に配りまくっています。
私もそのご相伴にあずかった一人でございます。袋に一杯詰めてもらってほくほく顔でお持ち帰り♪
このかぶらはハンパな代物ではなく、とってもとっても美味な上物でございます。
肉質は柔らかく、皮付きのまま煮ても筋が残りません!
煮れば甘味がにじみ出て来るので、塩糀だけの味付けで本当に美味しいお料理になります。
切れ端かぶらはその後もう一回頂きました。
どんだけ食べても飽きません。
このかぶらの実力だけで高木糀商店のかぶら寿司がどれだけ美味しいかが想像出来ます!
皆様是非、お正月のご馳走にお求め下さい!
写真の料理は、
かぶらとお揚げの塩糀煮、
かぶらの皮のきんぴら。
そして甘酒と米酢で味付けした千枚漬けです。