良く聞く言葉だが、本当にそう。と最近しみじみ思った。
ばたばたとやる事だらけで、夜中(早朝?)3時4時に就寝。
睡眠時間3〜4時間が続いて頭もぼ〜っとしながら
ハードなスケジュールをこなしていると
感情の感覚が麻痺して来るのです。
いつも心の奥底に感じる機微に富んだ情が見当たらない。
ふとした事で襲われる感情の波や、
灯火のように温かな愛しい想いとか、
希望に満ちた情熱など
どこへ行ったのだろうかと、不安になるほど
本当に心が亡くなって来るのです。
とにかく目の前のやるべき事を機械的にこなそうとする
余裕のない殺伐とした空っぽの心になってしまう。
あんまり時間と体力に余裕がありすぎると
今度はそういった感情の波にのまれすぎて、きつくなる事もあるから
わざとやる事を増やして、感情に意識が入りすぎないようにする事もあるけれど、
まったく何にも亡くなると、こんなにもつまらない物なのだ。
私達は色々な経験をする為にこの世に生を受けて来た。
喜怒哀楽。様々な感情は人間の証。
それらは味わう為に存在し、味わい経験する事で人として成長して行けるのだ。
辛い感情に襲われると、もう逃げ出したくなるのだけれど、
全く亡くなるよりも、あったほうがいい。
胸がキュンと締め付けられる感覚も愛しく思えて来る。
どんなに忙しい日常に流されても、
心だけは胸にとどめておきたい。