街中に住む小1の男の子にはまだ危険だと気をもんで、どうすればいいかと案じている所でしたが、先日もう一度息子に聞いてみたところ。。。
私 「で、クリスマスプレゼント、何お願いしたんや?」
息子「あの、何や?あれ、あの手に付けてボール投げるやつ。」
私 「・・・?グローブか?」
息子「そうそう、それ!」
私 「スケボーじゃなかったんか?」
息子「やめた」
私 「何で?」
息子「するとこないし。」
「クリスマスプレゼントは絶対にスケボーがいい!」と言い張っていた息子の心変わりにちょっと驚きながらも、私が「危ないから。。。」と言っていた事を子供なりに理解してくれたんだと感心して喜んでいましたが、この話にはこんな裏話が隠されていました。。。
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今朝、夫に息子のプレゼントの希望が変わった事を告げると、夫がこんなエピソードを話しはじめました。
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ある日の朝、まだ布団の中で寝ぼけている息子に夫は話しかけたそうです。
夫 「プレゼント何お願いしたんや?」
息子「スケボー。」
夫 「スケボーなんてするとこないやろ。」
息子「・・・・。」
夫 「お前、野球選手になりたいんやろ?そしたらグローブがいるんやないか?」
息子「そうやった!」
夫 「はよお願いせんとサンタさん買っこれんし、はよ決めや。」
息子「サンタさんはプレゼント買わん!」
夫 「じゃあ、どうするんや?」
息子「サンタさんは作るんや。」
夫 「そうか。ほな、なおさらはよお願いせんと用意できんぞ。」
息子「わかった!じゃあ。。グローブと・・・」
夫 (すかさず)「ボールはあるやろ。」
息子「あっ!」(自分の机の引き出しからいそいそとテニスボールを2つ取り出す。)
「これ2つあるし、これで大丈夫や!」
この親子漫才のようなやりとりで、夫は見事に誘導して息子の願いを変えさせたのでした。それも、野球ボール1個でさえ節約すると言う無駄のなさで。
夫曰く、起き抜けのまだ思考の働かない時に攻めるのがコツだそうです。全く持って大人と言うのはあこぎなもんです。
ま、息子も納得した上でプレゼントを決める事が出来てとりあえずめでたしです。
・・・それにしてもサンタさん、野球ボール1個くらいオマケしたって下さい。