もたもたしているうちに9月が6日も過ぎてしまいました。
ちょうど1ヶ月前のネタをアップする事をお許し下さい。
どうしても、行ってみたい所があって、去年から友人と上京の計画を企んでおりました。
本当はこの春に行こうとしたのですが、震災の影響で断念。
満を持して、この夏上京を果たしました。
なんたって、結婚以来初めての一人旅。東京へは実に14年ぶりです。
なんだか新幹線も新鮮でした。
昔は一時期中目黒に半年ほど住んでいた事も有りましたが、
14年もご無沙汰すると、色々と町のハイテク化も進んでおり、
上野駅に降り立つなり、キョロキョロとお上りさん状態でした。
一番の目的はと言うと、

ここ。

東京大都市のど真ん中。
祐天寺駅のほど近く。
まわりの近代的な町並みにとっても不釣り合いな民家風の建物がぽつんと。
中から光るオレンジ色の明かりが異彩を放っております。
そう、ここは発酵好きなら知る人ぞ知る
「発酵食堂 豆種菌(まめたんきん)」
その存在を知って以来、
絶対に一度は訪れたいと思っておりました。

「発酵食堂」だけに、メニューには全て「発酵物」を使っております。
まず、最初に出て来たのが
「酵母トマトのガスパチョ」(多分こんな名前だった)
トマトを酵母発酵させたもの。
サッパリな前菜です。

次に出て来たのが
「酵素野菜盛り合わせ」(確かこんな名前)
とにかく色んな生野菜てんこ盛りの一品。
これで約3人分。
横にある醤をディップしていただきます。
これはもちろんお店のオリジナル。

これはお刺身盛り合わせ。
ただのお刺身でなく、全て麹漬けにしたもの。
で、この後に焼き魚や炒め物や揚げ物や汁物、ご飯もの、、、など色々登場致しましたが
おしゃべりに夢中で撮るの忘れました。。。

〆のデザートに甘酒5種。
黒米のやフルーツ入りのや色々。
サッパリな甘さ。
全体的な感想として、
わりとディープお味の発酵料理でした。
私が普段作るのより、ディープな感じ。
(だと思う。。。)
このお店、連日連夜忙しく賑わっているそうで、
都会にこれだけディープな発酵食が受け入れられて、栄えている事に
とても希望を持ちました。
今回は初めてお会いするお友達3名にお会い出来、
石川の友人とも合流し、計6人で大宴会。
お互い初めての人達ばかりなのに、何だか旧知の仲のような盛り上がりで
とても楽しかったです。
悔やまれるのは、あんまり楽しくおしゃべりに夢中になって
肝心のお店探求がおろそかに!
あれも、これも食べ損ねたっっっっ!!!